遠くの島、徳之島

  • プロジェクトについて
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • 徳之島・島みやげサイト

第12回 戦後の闘牛・伝説の名牛の存在3 - 徳之島「島生活」

〈伝説の名牛の存在3〉

徳之島町亀津の実熊実一さんが所有した初代全島一横綱の「実熊牛」は、44戦42勝1敗1分の金字塔を打ち立て“神様の牛”と称されました。昭和29年9月5日に全島一横綱の座に着くと、昭和31年1月まで3度の防衛したものの、同年7月(6月とする記録もあります)に阿権の「明山牛」に惜敗。しかし、同年11月に「明山牛」にいわゆる「カキィムドシ(かけもどし)」で勝利すると、昭和36年1月まで11度の防衛を果たしました。累計の全島一優勝旗獲得回数16回は、その後も破られることなく前人未到の記録となっています。今後も、この記録を超える牛は出ないだろうと思われます。

※「山田牛」「上岡牛」「実熊牛」の写真は、各牛のご家族よりご提供頂きました。

03sanekumagyu